時刻は22時50分

観劇とかの感想を緩く的外れに。

アイチュウ・ザ・ステージ -ROSE ECARLATE DEUX- 雑感


10月10日のゲネプロ及びソワレに行ってきました。前日と前々日はテニミュ秋の大運動会を見に行ったんですがそれはまた機会があれば。
 (一言言及するならばテニミュ(テニスの王子様)というもののコンテンツの凄まじさ、福利厚生の厚さ、これは他の企画運営では容易に真似出来ないだろうなと圧倒されました。長年続いてるコンテンツは強い)
 

今回もネタバレ含みます。特に今回はそれ知りたくなかった~!初見で知りたかった~!的な内容も含まれますのでご注意ください。(しかし堂々とネタバレする公式さんよ……)


 アイチュウ・ザ・ステージ、2017年夏の初演から続いているリズムゲーム原作の舞台ですね。今のところ本公演とライブ、本公演再演、ライブという流れで続いています。個人的には2017年の初演から観ていて、本公演と再演はなんだかんだで一度は観にいってるのですがライブは今年初めて行きました。
 原作はとりあえずやってみるかーと2017年公演の前にインストールしたのに三話で投げて、そして去年の12月ぐらいにハマったという感じです。3部まで完走済。再燃は黎朝陽くんのせい。原作の推しはラビさん。尚原作、10月付けでイベントとガチャの更新がほぼ止まるとのアナウンスがありました。メインストーリーとか音ゲーはプレイ可能。来年春に新アプリがリリースとのことですが果たして。)
 
 今回公演のレポの前に2017年のアイチュウ・ザ・ステージ(以下アイステージ)の事を書こうかなと思います。個人的に所謂ソシャゲというものにあまり馴染みがなく(課金ガチャという本人の努力ではどうやってもどうしようもない部分があるというのが理由の大部分)、更にアイドルというジャンルにも馴染みがなく(これに関しては本当に馴染みがなかった。オタクとして有名どころは知ってるけどレベル)、とりあえず当時まだ活動したてホヤホヤの推しくんが出る。ダンスが壊滅的な推しくんが出る。原作のファンミーティングでお披露目だったらしい。
 アイチュウとは、なんぞや。
 そんな未知の領域への不安とアイドル役をちゃんと出来るのか推しくん、という不安のままとりあえずゲーム先行を応募したという経緯がありまして、更に大阪公演のゲネプロにも当たって右も左も分からないままぼっち参戦。とりあえず推しくんのグループは覚えた。あとは分からない。ペンラは初めて振る。なんかとりあえず楽しもう。わかんないけど。
 
 気がついたら大阪全通してたんですよね。
 
 いやあの、9割キャラが分からない状態で行ったんですけど本当に楽しかった。キャラも濃いのばっかりで何より曲がわたしの好みに合ってたっていうのが最大の理由なんですけど、ともかく楽しい。あと推しくんが思ったより踊れていたのもあるのかもしれない。
 ペンライトはキラキラして綺麗だし、コールも分かんないから最初聞いてただけだけど、一体感がすごい。アイドルのライブに行くという楽しさがギュッと詰まった感じ。観客の歓声のデシベル数値で優勝を決めるコンテストって面白すぎません?観客フレンドリーかつちゃんと線引きが出来ている司会進行のあり方も好印象。大阪折り返しにはもうコールもおっかなびっくり叫んでた。

 気がついたら東京一回だけ行ったんですよね。それぐらい楽しかった。
 
 (出演していた方々の中に2年後どハマりする事になる新たな推しさんの名前を当時のわたしは知らない/いやキャラとしては覚えてはいました。人見知りやけどダンスキレッキレやなって/なんならハイタッチもした。顔が強い人だなって思ってた)
 
 アイドルものに全く馴染みのないわたしでも楽しいと思える舞台なんですよね、初演の再演もシャッフルユニットという追加要素もあり、推しくんは一回こっきりで卒業したのですがなんだかんだで行こうかな、となる舞台、アイチュウ・ザ・ステージ。
 
 2017年版は所謂主人公グループの同級生達(三期生)がメインのストーリーだったのですが、2019年春の新作、アイチュウ・ザ・ステージ-ROSE ECARLATE-はその先輩である二期生がメインのストーリーです。今回はその再演。
 春公演も朝陽くんゲスト回に行って、今回も丁度良くテニミュ運動会の次の日だったので観劇出来ました。今回も様子がおかしかったですがとりあえずパンダの帽子が可愛かったです。ファ○リーマートの肉まんの売り上げも上がったと思う。我有相同的意见。
 
 本編のお話いきましょうかね。春公演の時はストーリー自体は良いのに演出面で惜しいなぁという所が多々あったのですが今回はその演出面のいらないところをバッサリ落として観たかったものを観る事が出来たので個人的には再演として最高だと思いました。
 春公演で惜しいと思った所なんですが
 ・オーディションの進行の微妙なテンポの悪さ(最後のあたりの唐突とも言える展開)
 ・需要があまり見当たらない客いじり(おそらく衣装替えの為)
 ・前回公演では十分にあったグループが1位をとることの意義がない(1位、2位がテーマ曲をかけてソングバトルした後優勝を決めるのですが、優勝した事に対する所謂ご褒美てきなものが無かった)
 ここら辺でもやっ……となってたんで、再演で客いじりが無くなり日替わりゲストのインタビューが追加され、ソングバトルの事前告知の台詞も追加され、更には劇中で勝ち取る対象である「赤薔薇の英雄」の予告風の寸劇と新衣装、新曲がその回の優勝グループで観られるという新要素が追加という観客的にはそれ、それが観たかったんだよぉ!願望が叶う形になったのが印象が好転した大きい理由かなぁと。

いやだってWe are ICHUの後でアレが来た時は本当に鳥肌が立った。ゲネプロと初日で感謝したもん。ポカーンってなりますよね、アレ。それだけ再演としてのサプライズ感が強かった。追加要素という名の新曲。追加要素があるので本編のテンポも良くなってたのも結果どーだいもとい結果オーライ。
 若干ん?となったところといえば再演前提の台詞があったとこかな……再演といえども初見の人もいるし、そこは世界観を重視してもらえればいいなぁと思ったのですが、難しい案配だよね、春ぶり!って言ってもらえるとテンションあがる人はいると思うから。好みの問題かな。
 
 ライブに関しては相変わらず最高ですね。かっこいい、かわいいの嵐。青空エスケープの楽しさは是非体験してもらいたい。あと相変わらずエヴァ様はエヴァ様でした。裏切りの果実の台詞が完璧すぎる。
 あとねえ、やっぱり主人公グループのF∞Fでぐっときちゃうんですよ。推しグループはI♥Bなんですが、F∞Fも大好きで、曲がね、全部刺さる。アイチュウプレイしたことない人はF∞Fの曲だけでも聴いて欲しい。元気になる。2017年版公演からI am a HERO!に励まされてきた人だぞわたしは。
 なので今回10日ソワレ公演でF∞Fの優勝がみれてよかったなぁ、と思いつつ。ゲネプロはポプスタが優勝でした。これ全グループの優勝が観たいです……。
 また本公演でI♥Bが活躍するところも観たいですし(夏のライブ出演は奇跡だと思う。推しさんのスケジュールがカツカツだった)、一期生の天上天下や零期生のアルケミも観たい。葵さんが舞うところみたいし個人的にはバベルくんがめっちゃ観たい。
 
 12日は残念ながら台風で中止が決まっていますが大千秋楽を無事に迎えられますように。
 あと末永く続いてください本当に。出来る限り行くから。ほんと。コンテンツも続いてほしい本当に。