時刻は22時50分

観劇とかの感想を緩く的外れに。

爆走おとな小学生「魔法少女(?)マジカルジャシリカーマジカル零ーZEROー 雑感

2019.9.5~16
 魔法少女(?)マジカルジャシリカ マジカル零-ZERO- 雑感
 
 まずは2週間、お疲れ様でした。今年三回目のジャシリカシリーズ、三月のマジカル大戦、四月のジャシステ再演を観劇してすっかりジャシリカシリーズに沼ってしまった身としてはいかなければならない。また推しさんが魔法少女だ。今年三回目だ。
 行かねばならない。
 しかして地方民の悩み的に一週目、二週目を続けていくのはちょっとしんどい。

……というわけで今回は二週目の週末に行ってきました。中々判断が難しいですよね。というのもおとな小学生さんの舞台、といいますか脚本演出、そして役としても出演されている加藤広大さんの書くお話、基本的に複数回観劇をすれば噛めば噛むほどなんかヤバいうまみ成分が頭をぶん殴ってくるような作風でして。勿論初見でも楽しめます。ただ千秋楽は特別版みたいな感じが強いです。そこは賛否両論かな、わたしは好き。
 
 さて魔法少女(?)マジカルジャシリカシリーズ、所謂魔法少女もののお話なんですがマジカルな事に男性も魔法少女になるという一見するとネタにしか見えない要素がぶっこまれてるんですが、まるで少年漫画のような熱い展開、そして推し魔法少女見つけた?その推し、死ぬよ。レベルの驚異の死亡率を誇っちゃうような展開で今回のマジカル零が三作目、そして現時点で一番古い時系列のお話となります。
 というわけで以下、マジカル零及びマジカル大戦、アニメ版なんてありません(再演/初演は未見です申し訳ない)のネタバレを含みます。マジカル零が初見でまだマジカル大戦やアニメ版を観てない方は是非DVDを買ってください。ゴシップ舞子はいいぞ。
あらすじとしてはマジカルリエコという世界を救った魔法少女に憧れて幼馴染みの優花と共に魔法少女専門学校に入学する神崎さくらを主人公とした学園ファンタジーです。
 魔法少女見習いは全部で19人、10人が女の子、9人が男の子。全員個性が強めの登場人物ばかりで魔法少女になりたい系男子の9人をあげると成績優秀だけどどう見ても怪しいお姉さんが二人、童貞卒業の為に魔法少女になりたい元男子二人、武士、頼れる塩、ロボット、体臭がココナッツ臭のキュンキュン系元男子、背が高くて臆病で虫も殺せない性格の元男子と今これ書いててちょっと意味分かんないですね……と言いたくなるような面々なんですが、演じてらっしゃる役者さんも素晴らしい方々ばかりでただのキワモノ系ではないんです。気がついたら推し観に来てたのに推し以外に推しの魔法少女が見つかってしまう。こんな筈では。
 女性陣もなんかもう全員可愛らしいわ歌上手いわ演技うまいわで魔法少女になりたい系元男子という出落ち設定に食われないレベルに設定的にも濃いメンツ揃い。セラミュのネプチューン演じてた方(藤岡沙也香さん)がいらっしゃるの知った時ちょっとびっくりしましたね。
 
 前半は学園生活、後半は卒業後の世界を救う為の任務を軸に話が進んでいくんですが、卒業を境に主人公の神崎さくら、その幼馴染みの優花を軸にとあるギミックが仕掛けられまして、ぶっちゃけちゃうととある日、卒業試験に向けた男女の合同授業の際に男子組成績トップの一人、桜木の放ったマジカルからさくらを守って優花が死んじゃうんですね。ただ卒業後もさくらの視点で話が進むんですが、優花は学生時代の制服のまま(卒業後は任務用の青い衣装に替わります)さくらの手をしっかり握って側にいる。卒業式の時点でそのままなのでおや?となってたんですが何の説明をされないまま、優花だけパートナーがいないままさくらの手を握ってさくらを肯定し、敵と教え込まれた巨人族や妖精族を殺すさくらをにこにこと見守っている。最後の最後で真相が明らかになるんですが、ここのギミック、最初優花という幼馴染みは本当に存在したのか?と疑心暗鬼になるほど情報が少なくて、混乱していたのですが。さくらがいつも抱っこしていた(優花がプレゼントした)ウサギのぬいぐるみが卒業後は無いんですよ。その代わりに優花の手をずっと繋いでいる。つまりつまるところ、そういう事なんだなぁと謎が解けた時うっわぁー……ってなりましたね。マジカル先生や桜木が時折ぽんぽんと優花の頭を撫でてるのもそういう事なんだろうな。
 
 今回のテーマ、というかジャシステシリーズで一貫して感じているのが「自分の信念や道は誰かに受け入れられるものではないけれど、それを肯定してくる誰かはきっと居て、でもそれが正しいのか間違っているのか分からないけども」っていう人間関係の危うさだったり、自分が見ている世界と他人が見ている世界の差異の話なんだって勝手に思っているんですけども。例えば今回だと上記のさくらと優花だったり、最後まで自分達が変わってしまったと訴え続けた菊池エネルギーと、最後の最後で彼の考えを聞き、疑問を持ち、彼女を信じる事にした小池ソルトだったり、ある意味最後まで変わらなかった、というよりも変わってしまっていたのを気づくことがなかった原田ケンサブロウ等と色んな登場人物の同じ世界で見るものの違いから生まれてしまった悲劇の話ですし、マジカル大戦だと主人公黒田ちえみとパートナーであるジョポニック山寺のお互いに抱く見方の相違が、土壇場でやはり悲劇になる。この二作の悲劇の上で最後のアニメ版なんてありませんはそれぞれの立場の違い、それは悪意があったり思い違いだったり、どうにもならない環境だったりと前二作と違って最初から真っ向に対立する中で最後に向き合い、歩み寄って、少しだけでも理解しあって前に進むっていう光の話だと思ってます。
 「あちしらしく生きる」為にも欠かせない事だよなぁ、相互理解と歩み寄り。
 
 気になったキャラとか役者さん語りましょうかね。
 
 神崎さくら(石原美沙紀さん)
 ジャシステシリーズでアニメ版なんてありませんの主人公、マジカルジャシリカこと石野崎美沙子や今回の魔法候補生が目撃したマジカルリエコを演じてらっしゃる方です。
 前回のアニメ版なんてありませんのジャシリカは終始フリーダムな仲間五人の面倒を見るある意味保護者的なポジションだったのですが、今回は保護される側。
 ふわふわ天然系で幼馴染みに甘えるさくらを可愛らしく、時にうっとおしく(笑)演じてらっしゃるのが本当素敵ですよね。終始一貫してふわふわしたさくらだからこそ、終盤の無邪気さからくる邪悪さがむき出しになってくるのが初見で怖かったです。
 目ですね、殺しちゃっていいのー?とかごめんね妖精さんの時の目がめっちゃ怖くて、いやすごいなこの方、と毎回思うんですが。
 さくらちゃん、ああいう子がクラスで一人いたら愛されるかそれともハブられるかのどちらかだと思うんですが幼馴染みがいた事でいいバランスで中心にいれたのだろうなという印象。優花を失って環境が変わってしまった事を受け入れられずにウサギのぬいぐるみを優花と思い込む事で、最後には自分(と桜木と栗原)以外の全員が死んだことも分からずに青春を謳歌していると思い込んでしまうのが妄想癖を持つ彼女が出来る唯一の自分の保ち方なのかなぁと。あの後彷徨ってどこに行くんでしょうね、彼女。タピオカ飲みにいくかな、イマジナリーみんなで。
 
 優花(林千浪さん)
 おと小舞台の安定したツッコミ役というイメージですがボケも安定してるので芸達者だなぁと毎回感じております。ぶぉんぶぉん。マジカル大戦でマジカルデニールこと黒田ちえみ、アニメ版なんてありませんで黒幕の女を演じてらっしゃるのですが、マジカル大戦のちーちゃまは見てない人には本当に見て欲しい。黒幕の女も好きなんですよ。
 今回の役どころはしっかりものの幼馴染みということで小言を言うシーンも多いんですが、事件後の優花との演じ方が好きです。優花はそんなこと言わないけどある意味イマジナリー混ざった優花だからさくらの事全肯定しちゃうし、一緒にふざけて妖精族をいたぶっちゃう。でもちゃんと優花はそこにいて、桜木の事睨み付けたり最後に二人からさくらを守るように立ちはだかる。真ん中で幸せそうに立つさくらを見て、語りかける優花の声の優しさがこの話の救いのなさを強調していると思ってたりです。
なんだかんだいいつつ彼女もさくらに依存し、壊れてしまったさくらを肯定して守ろうとしているのがもう、ね。枯れた世界の終わりでも、皆が、自分が死んでしまったとしてもさくらがいればいい、そんな子。多分ずっとさくらの手を握り続けてどこまでも守っていくと思います。すごい、ハッピーじゃん。
 
桜木クロニクル(河原田巧也さん)
前回のアニメ版なんてありません(再演)のフルスイング晶子を演じていらっしゃていて、彼女とはまた真逆のキャラクターですよね。河原田さん、わたし的にはずっとペダステで観てて、まさかの魔法少女配役にだいぶびっくりしたのが四月の再演だったのですけど観てきた河原田さんが割と光属性寄り(新世代の泉田くんは立ち位置上若干ヒール属性/いやでもキングダムの泉田くんは本当に良い…)な印象だったからか今回演じられた桜木クロニクルのあの妖しさ抜群のキャラクターはわたしはこんな河原田さんが観たかった大賞。二週目の千秋楽付近しか観てないんですけど、演じ方ちょいちょい変えてはったなーと思いながら観てました。圧が、圧が強い。いや磯辺餅のあたりもなんだけど。本性出てくるにつれてめっちゃ怖くなってくる。もう隠すことしなくていいもんね、喋り方の邪悪さがひええってなる。菊池に「図星か」って言われたシーンの笑顔が本当怖かった。あれ下手で観たかった。
 千秋楽日のラストの忌々しげに優花を睨み付けてギリギリしてる桜木はきっと完璧主義者。栗原との対比でまた美味しいですよね。完璧主義者の桜木、享楽主義の栗原ってイメージ。彼女たち、続編があったら出てくるのかなぁ。それともどっかのタイミングでくたばったんだろうか。また悪巧みしてるの観たいなぁ。
 
 栗原ノンシュガー(伊藤節生さん)
 マジカル大戦のジョポニック山寺を演じていらっしゃった時に初めて伊藤さんを観たんですけど、舞台映えする方だなぁという感想を抱いてまして。今回はその感想を改めて実感。何ですその色気!?
 ジョポニックはこう、若干拗らせながらも善性の持ち主で、最後の最後で全うな理由からパートナーを憎んでしまうんですけど今回は悪意の塊。悪意しかない。ただニコニコクスクス笑っているだけで悪意。すごい。好き。
 いや傍から見たらいやお前めっちゃ妖しいやんみたいな笑顔を常に浮かべてるんですけど、あの笑顔と目が合ったら抗えないマジカルを脳天に叩きつけられる感覚に陥ります。魅了持ち怖い。あと、殺陣もいいんです、指の先まで魔法少女。可愛らしさと邪悪って両立するんだなぁ……。
 印象的だったのが合同授業で後ろの方で座ってにこにこ笑って見守ってたシーン、終始笑顔でこのクラスメイト達がどうなろうと面白い、ただそれだけっていう、寧ろ興味が無いという事を強調しているような振る舞いが、ね。あとは「申し訳ありませぇん」の言い方好き。特に申し訳なく思ってなさそうなのが百点満点。
 出来る事ならもう一度栗原ノンシュガーの笑顔にマジカル叩きつけられたいです。魔性の魔法少女……。
 
原田ケンサブロウ(登野城佑真さん)
 マジカル大戦、アニメ版なんてありません(再演)からの今回三作目の出演の登野城さんですね。前二作を観てない方は是非再演のゴシップ舞子ちゃんを観てくださいとダイレクトマーケティングしておこう……。
 毎回素晴らしい殺陣とキレキレかつかわいいダンスが印象的な方なんですけど、今回の殺陣は一段とすごかったですね。OPからちょっと意味の分からない動きしてた(褒め言葉)。それとまさか登野城さんと山田さんの殺陣が見れるとは思わなかったので一人で勝手にテンションあがってました。ツボがおかしいのは自覚してる。
 マジカル使えない日本刀装備の戦える魔法少女。物理強すぎて物語の展開上、力が一部制約されてる強キャラのような設定で大変好みです。ありがとうございます。実際マジカルソード使えるようになったら妖精のマジカルも一刀両断出来てるので実際攻撃面ではとても強いんだろうな。状態異常に弱いっぽい所もマジカル物理って感じがします。マジカル物理はいいぞ。
 あと長谷川とのマジカルソードの会話から何回か長谷川の手首を斬るシーンがあるんですけど、一回も謝ってなさそうというか寧ろそこにいたお前が悪いとでも言いたげな視線を投げてたのが印象的でして。早々に自分が持っていた道徳とか倫理観を捨てていたのかなぁと考えてます。そうだね、諸行無常だね。
 最早彼が鳴き声レベルで呟いていた〝諸行無常〟ですが広辞苑で調べたら
 
仏教の根本思想で、三法印の一つ。

万物は常に変化して少しの間もとどまらないということ。

 

と出ました。儚い魔法少女そのものやん。
  
 小池ソルト(新井雄也さん)
 マジカル大戦でソレンジャーアクセスを演じてらっしゃった方です。ソレンジャーアクセスの時が初見かな?ダイナミックな殺陣をされる方だなぁと思ってたんですが、調べてみると忍ミュに出演されてる方でした。成る程と納得。
 いやね、しおちゃん。今回個人的MVPです。しおちゃんめっちゃいい子。若干の雄みを残しつついいお姉さんなのが本当好き。序盤から菊池の話を遮ることなく聞き続けてきた人。こういうのって中々出来ない事で、その点強いよねって思う。疑うことのなかった価値観が、もしかして間違っているのかもしれないと言われた時に間違っているかもしれないという可能性を拒絶するか、それとも一度立ち止まれるか。
 好きな台詞がありまして「ああ、あたし死ぬのか……女のまま死ぬのか」っていう台詞なんですけど、申し訳ないちょっとニュアンスです。目の前にした死の恐怖と自分の本来の性を無くしたまま死ぬ事への恐怖や諦めを抱きつつ立ち向かう様が最高に泥臭くてエモい。こういう台詞からもしおちゃんが自分を見失ってなかったっていうのが感じられるのが本当に好きです。菊池とのあのやりとりはグッとくるよね。
 
 菊池エネルギー(室龍規さん)
 マジカル大戦、アニメ版なんてありません(再演)を経て三度目の方。マジカル大戦で面倒見のいい兄貴分、再演では後ろめたい過去を持つ歌のお兄さんからの背が高いのに虫も殺せない気弱な男の子と振れ幅がすごい。前回拝見したのがナイコンさんの12人の怒れる男の大阪公演で、その時はヘイト丸出しの怒鳴り散らす役だったんですけどそれも相まって今回びっくりしました。
 今回の裏ヒロイン。与えられる価値観を最後まで拒絶しながら、変わっていく周囲にそれはおかしいと訴え続けた強い人。気弱だと嘲笑されがちなんですが先生にも最後まで抗議するあたり気弱っていうわけじゃないと思うんですよね。しおちゃんに届いたのが救いだったなぁ……。観ながら(菊池ぃ……!)ってなってたもんわたし。
 田中と大山の言動見て「男子ってほんまアホ!」っていうのとしおちゃんに理由を聞いてからの「アホ」のニュアンスが好きでわかるー!ってなりました。
 
 長谷川ココナッツ(須永風汰さん)
 アイチュウ・ザ・ステージが初見ですごく可愛らしい雰囲気の方だなぁって印象を抱いていた(役的には元不良のロシア人のドラマーアイドル)なんですが、六月の初等教育ロイヤルで恋人をマシンガンで撃ち殺した後の笑顔にゾッとしたのが記憶に新しいです。
 いや可愛らしさとオラつき具合のギャップすごかったですね。魔法少女になるためにキュルキュルしたぶりっこを演じていたんだろうか……。
 彼女といえばココナッツ臭なんですが二列目でふっと香る甘い香りがわあ、ココナッツ……ってなりました。ココナッツオイルって冬になると白い固形物になるんだぜ……。
 自分でも分かってたのにココナッツの理由が分からないと思い込む彼女が、原田にステッキでマジカルが使えないなら刀で使えるとある意味思い込ませる、巨人族や妖精族を殺せるか自信がないという柏木に自分は感情のないロボットだと思い込ませるきっかけになるのが、結果はどうあれ思い込むという側面の良い部分を見せたのが闇深いなぁと思ってます。そしてその結果、助言した原田にそのマジカルソードで致命傷を与えられ、助言した柏木に思い込みでない(……と信じたい)、今までいなかった友達という関係を与えられるのがなんだか、くるものがあるなぁと。
 ある意味自己中心的な人間ですよね、ココナッツちゃん。ホナーちゃん殺された所とか特に。
 
 柏木ロボ(副島和樹さん)
 今回初めましての人にして日替わりでもの凄いインパクトを残した方。ジャヤヘー。いやすごかったですね、何がすごかったのか正直あれは一体なんだったんだ?って今思うと考えちゃうんですけど。あの綺麗なビジュアルで美脚のおまじない観た瞬間この人やばい人だと思いました。すごい。中毒性ある。
 ロボットだけどロボットじゃなかった人。ロボットの動き素晴らしかったですね。視線もロボット特有の無機質さが現れていて。機械の動作特有の止まる一瞬の揺らぎみたいなのが好きです。ロボットじゃないと桜木と栗原に言われて思い出した時の悲痛な叫び声も印象深いです。最後の戦いで戦いが嫌な自分に戻れてよかったって言ったのもいいなぁ、と。思い込んだままが幸せだったとも言えるわけで。
 
 安藤愛莉(小野早稀さん)
 この方も初めましての方。けもフレのアライさんなんですね。けもフレ知らないけどアライさんを知っているのはなんかついったでよく見るから……。
 後で知ったのですが今年の初等教育ロイヤルで山田さん演じてらっしゃる事を知って、今からDVDが楽しみです。ティファニーちゃん……。
 わたし、最初に観たのが13日ソワレで着席ラブリーの所がやたらドスのきいた声で「えっこういうキャラなの?」と思いましたが翌日違うと判明して逆にジワジワきました。日替わりめっちゃ笑った。
 可愛いですよね、ラブリーちゃん。生まれ持ってのラブリー。ぶりっこじゃないと思うんですよ。生まれ持ってのラブリー。
 事あるごとに原田をかわいいと褒めてマジカルが使えない事とかを欠点として扱わない言動は後方支援の鑑だと思います。原田ちゃんめっちゃ嬉しかったんじゃないかな。顔面赤面してるし。
 原田とラブリーコンビはある意味最後まで変わらなかった(変わっていった事に気づかなかった)コンビですがそれが最後まで二人で生き残った要素なのかなとも思いますし、二人とも振る舞いたいように振る舞ったら生き残ってたっていう感じ。そういうの一番強いと思う。丁度いい距離感。
 
 
 田中大山の童貞組とか、卑弥呼さまとかカタカタさんとか巨人族とか妖精族とかというか全員分語りたいけどもうそろそろ文字数がアレなのでここまで。
 
 ジャシステは人間のエゴを見せつけてきながら、それすらひっくるめて愛だよなぁとか思ったり出来る舞台だなぁと思ってます。
 
 なのでアニメ版なんてありませんの初演版DVDを再販して下さい本当お願いします。